ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、本日付でGuerrilla(ゲリラ)の共同設立者であり、マネージングディレクターを務めたハーマン・ハルストがワールドワイド・スタジオ(WWS)の統括責任者(Head of WWS)に就任したことを発表いたします。今後、ハルストは、WWSを形成する14のスタジオを管轄しながらゲーム開発をリードしてまいります。また、現WWSプレジデントの吉田修平は、外部のインディークリエイターの発掘や育成を支援する新たなイニシアチブのヘッドを務めます。

「ハーマンは情熱に満ち溢れ、ゲーム業界において最も有能かつ尊敬されているリーダーの一人です。また、素晴らしい体験を創り出すために、才能あるクリエイター達にどのように力を与えればよいかを熟知している人物でもあります。WWSは、SIEの今後の成功に不可欠であり、私達がゲームファンの皆様にお約束している創造性に富んだエキサイティングなコンテンツ、『プレイステーション』ならではのエンタテインメントの世界を提供し続けていかねばなりません。ハーマンのリーダーシップのもと、今後も魅力的かつ多彩な体験をユーザーの皆様に着実にご提供できるものと確信しています。」

(SIE社長 兼 CEO ジム・ライアン)

 ハルストは、アムステルダムに拠点を置くゲリラの共同設立者であり、直近までマネージングディレクターを務めていました。同スタジオが手掛けた代表作には、2004年に「プレイステーション 2」で誕生した「KILLZONE」シリーズや、2017年に発売し高い評価をいただいている「プレイステーション 4」用ソフトウェアタイトル『Horizon Zero Dawn』があります。ハルストのリーダーシップのもと、ゲリラが2013年にローンチし、開発と革新を重ねた独自のゲームエンジンである「Decima」は、コジマプロダクションの『DEATH STRANDING』を筆頭にさまざまなゲームに採用されています。ゲリラは、2005年にソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)が買収しています。ゲリラでのハルストの後任には、アンジー・スメッツ、ヤン=バート ファン・ビーク、そしてミヒール・ファン・デル・レーウが共同スタジオ代表として就任します。

「私は2001年以来、SIEやWWSと密接に仕事をしてまいりましたが、米国、欧州、日本の各スタジオにおけるクリエイティブな才能を持った人たちと、その意欲的なアイディアには常に大きな感銘を受けてきました。今、その素晴らしい才能を持つチームを率いて、『プレイステーション』のユーザーの皆様に最高のゲームをお届けするという重要なミッションを拝命し、大変光栄に思っています。」

(WWS統括責任者 ハーマン・ハルスト)

 また、本日、インディーデベロッパーの皆様によるこれまでにない新しいゲーム体験の創造をサポートする新たなイニシアチブのヘッドに吉田修平が就任したこともあわせて発表いたします。吉田はWWSプレジデントの職責を離れ、ライアンに直接レポートしながら、インディーデベロッパーの皆様が「プレイステーション」の幅広いユーザーの皆様にゲームをお届けできるよう、ツールや技術ノウハウ、各種サービスの提供に専念いたします。

「新しいイニシアチブのヘッドを吉田に任せることができ、とても嬉しく思います。皆様もご存じの通り、吉田はインディーゲームに並々ならぬ情熱を持っています。インディーゲームはゲーム業界の生命力の源であり、同時にSIEのコンテンツポートフォリオをユーザーの皆様にとって特別なものにしています。こうしたクリエイティビティ溢れる体験の創出に、吉田が専念することは大変重要だと思っています。吉田は今後、SIEが横断的にインディーデベロッパーの皆様をサポートし応援することで、一層『プレイステーション』プラットフォームをご支援いただけるよう、よりよい関係を構築してまいります。」

(SIE社長 兼 CEO ジム・ライアン)

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