Spike Spike

Spike LSI開発エンジニア

PROFILE

自分を表す言葉
What stands in the way becomes the way
好きなこと・もの
ゼロからのモノづくり

最先端のHWとSWの双方にアプローチできる
キャリアに魅力を感じた

前職までのキャリアについてお聞かせください。

大学を卒業後、フリーランスでインディーゲームの開発に携わっていました。その後、母国のカナダを離れて日本のIT系メガベンチャーに入社し、テクニカルプロダクトマネージャーを務めました。具体的な業務としては、フロントエンドではWebサイトのUX設計、バックエンドではユーザーデータ管理、不正アカウント予防システム、クライアント連携用APIなどの設計を担当しました。

転職の経緯やSIEへの入社の決め手について教えてください。

自分が強いパッションを持っていたゲーム業界に戻りたいと考えたことが転職のきっかけです。

ゲーム業界の中でSIEを選んだ理由は二つあります。一つは自身がユーザーとして慣れ親しんできたPlayStationの開発に貢献したかったこと。もう一つは、ソフトウェアエンジニアとしてキャリアを歩んできた一方、プライベートではハードウェアにも興味を持っていたため、SIEのLSI開発部門にジョインすることで、最先端のハードウェアとソフトウェア双方の技術に触れながら新しいキャリアを築いていけると考えたことが大きいです。

ソフトウェア開発からハードウェア開発へのキャリアチェンジですが、不安はありませんでしたか?

最初はかなり不安がありました。ただ、私が理解できない資料や技術の詳細内容について、チームメンバーが丁寧に教えてくれたので大変助かりました。今でも幅広くハードウェア全体知識は学びつつ、チームメンバーが様々な形でフォローしてくれたこともあり、まず任されている一通りの仕事はできています。

まずは自分に不足している知識を正確に把握した上で、自ら調べたり、学んだりすることが大切だと思っています。それでも理解できないことについては、上司やチームメンバーに質問するなど、さまざまな人たちとコミュニケーションを取りながらスピーディーにキャッチアップすることを心がけています。

PlayStationという世界最高レベルの
ゲーム機開発に貢献できるやりがい

現在の業務内容について教えてください。

グラフィックスチームの一員として、GPUのグラフィックス性能を検証するためのテストプログラム開発を担当しています。

ゲーム機のコンセプト立案からリリースまでのサイクルは数年単位となりますが、私たちのチームでは数カ月単位でマイルストーンを設定しており、その期間ごとに業務の内容が少しずつ変わっていきます。また、その期間内の業務の進め方については、メンバー各自が自分自身の裁量で自由に決めることができます。

仕事のやりがいについてお聞かせください。

PlayStationという世界最高レベルのゲーム機の開発に貢献できていることに大きなやりがいを感じます。SIEでは、日々の仕事を通して最先端のハードウェアや技術に触れることができ、新しい技術の発明にも立ち会えるチャンスが得られます。ゲーム業界の未来を創るチームに参加し、数年先に登場する未来のゲームを想像しながら仕事に取り組めることに面白さや楽しさを感じています。

自分の成長につながった仕事のエピソードを教えてください。

SIEに入るまではソフトウェア開発の経験しかなかったので、グラフィックスのアセンブリを学ぶことに苦労しました。大学生の頃にCPUのアセンブリを触って以来の体験だったので、チームメンバーにフォローしてもらいながらの作業となりましたが、このときの経験によってハードウェアの物理的な構造についての理解が深まりました。

SIEには一人ひとりの意見を尊重する
カルチャーが根付いている

求められる語学力のレベルについて教えてください。

私たちの部門では、日本語と英語という二カ国の言語を使ってコミュニケーションを取る機会が多いため、いずれについても相応のレベルが求められます。私は英語ネイティブなので英語で困ることはありませんが、日本語については大学時代から時間をかけて勉強してきました。

職場の雰囲気についてはいかがですか?

SIEはメンバー一人ひとりの意見を尊重するカルチャーが根付いていると感じます。また、メンバーそれぞれが特定分野における高い専門性を持ったエキスパートとして活躍しています。ハードウェア開発に強いパッションを持ちながら働いている人たちばかりなので、お互いの知識やスキルを信頼し合い、協力しながら仕事を進めていける環境が整っていると思います。

最後に、SIEでのLSI開発に興味を持たれている方々へのメッセージをお願いします。

ゲームやハードウェアに興味のある方であれば、やりがいの大きい仕事ができるフィールドであることは間違いありません。私自身はこれからもユーザーが求めているものを理解する努力を続け、その期待を超えるような製品を作っていきたいと考えています。私たちと一緒にゲームの未来を創っていきましょう。